スプートニク日本
カスペルスキー氏は、研究活動の一部を米国に移転する用意もあると述べた。
カスペルスキー氏は「米国に必要なら、ソースコードを明かすことが出来る」とした上で「私達の活動が悪意あるものではないと証明するために私ができることは、全て行う」と指摘した。
カスペルスキー氏は、同社とロシア政府につながりがなく、政府からの支援を受けたことがないと主張。同社は、自社の顧客のサイバーセキュリティを確保するための直接的なプロ活動しか行っていないという。また、ハッキング活動の提案もあったが、提案を出したのはロシアではなくて他国の代表であるうえ、同社はそのような提案を退けて、「ライトサイド」にあり続けたと述べた。
全世界規模のサイバー攻撃で使用されたPetya(ペーチャ)ウイルスが引き起こす動作の新たな詳細について、ロシアのコンピューターセキュリティー企業「カスペルスキー」社は29日、ハッカー攻撃、スパム、ウイルスからのセキュリティーを話し合う国際ITフォーラムの場で報告を行った。