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共同発表には、「国は(要望の)延長期限終了前に、クウェートを仲介役として、カタールからの返事を受け取った。延長はクウェート国首長シェイク・サバーハ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ殿下が要請したもの」とある。
発表には、「合同の返答は、適時公表される」とある。
カタールはアラブ近隣国からの非難を退けて、提示された要求は非現実的で実行できないと発表した。
3日、カタールへの最後通告について、クウェートが受け入れ期限延長を要請してアラブ4国が同意。期限が48時間延長された。
2日夜、アラブ4国が提示したと報じられている要求の、当初設定していた回答期限が切れた。
13項目の要求には、イランとの外交・軍事関係レベルの引き下げ、同国内のトルコ軍への基地閉鎖、テロ組織への資金援助停止、アラブ諸国の内政干渉の停止、野党の支持、衛星放送局「アル・ジャジーラ」の閉鎖などが含まれている。
6月5日、バーレーン、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプト、イエメン、リビア暫定政府、モルディブ、モーリシャスは、カタールの首長がテロや過激思想を支持しているとして、カタールとの断交を発表した。サウジアラビアはカタールへの陸上輸出を禁止し、国境を閉鎖。カタールは一方、外交関係を断絶したアラブ諸国の決定に遺憾の意を示し、取られた行為を不当だと述べた。