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情報筋によると、イラク軍のテロ対策部隊(CTS)の副司令官、アブドゥル・ワッハブ・サイディ中将が9日、旧市街にある過激派最後の隠れ家にイラクの国旗を立てた。これは、モスル西岸の完全開放を意味する。
イラク連邦警察のジャウダット司令官はスプートニクに対し、モスル奪還作戦開始から死亡した過激派は2044人で、うち58人はスナイパーだと伝えた。さらに、85台の車が破壊され、うち20台は爆薬が詰められていた。さらに24台のバイクを破壊。ほか、5本の通信塔や8本の地下トンネルが破壊された。
3年以上ダーイシュによって支配されていたモスルの奪還作戦は去年10月にスタート。今年6月にはイラク軍の司令部が、モスル旧市街にある過激派最後の拠点への攻撃開始を発表した。