ミャンマーで民族浄化が可能 米国、調査許可を要請

© AFP 2023 / Ye Aung Thuミャンマーで民族浄化が可能 米国、調査許可を要請
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ロイター通信の報道によると、米国連大使のニッキ・ヘイリー氏は、ミャンマー政府がイスラム教徒の少数民族ロヒンギャを迫害する問題を調査する許可を要請した。

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声明は「国際社会はミャンマーで起きていることを見過ごすことはできない。ミャンマー政府が国際調査団の活動を認めることが大切だ」と訴えている。

国連は2月、仏教徒の少数民族ロヒンギャの差別に関するレポートを公開した。殺害や暴行を含む差別は民族浄化である可能性が指摘されている。昨年10月から今にかけて、同民族のおよそ7万5千人がバングラデシュへ避難。

ミャンマーでは仏教徒が約9割を占め、ロヒンギャへの差別意識が強い。仏教徒の反発を恐れ、ノーベル平和賞受賞者のスー・チー国家顧問兼外相は対応に消極的で国際社会の批判が高まっている。共同通信が報じた。

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