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ワシントン州の中学校で学ぶフィッシャーさんは5月11日付けのワシントンポスト紙に掲載されたマティス長官とそのボディーガードが紙ばさみを持って映っている写真に目を止めた。フィッシャーさんはじっと目を凝らすとその紙ばさみにホッチキスで止められた紙にマティス長官の電話番号が記載されているのに気付いたという。
フィッシャーさんはしめたと思い、長官にインタビューを取るべく、さっそくショートメールを送ったという。「インタビューにお答え願えないでしょうか? あなたのお電話番号ですけど、これ、漏洩していますよ。米国民にアクセス可能になりました。ごきげんよう!」
このフィッシャーさん本人も驚いたことに、なんとショートメールによるインタビューの申し込みにマティス長官は応じてくれた。マティス長官はたくさんの質問に答えてくれたが、なかでも特に第44代米大統領のバラク・オバマ氏はヒラリー・クリントン国務長官の視点にもっと耳を傾けていれば任務遂行はもっとうまくいっただろうに、という見解は聞きごたえのあるものだった。またマティス長官は世界では急進主義が蔓延しているが、もしアフガニスタン、シリア、イラクなどの国で学ぶ子供たちの学校の費用を米国が支払うことを決めれば、急進主義のおかげでかえって米国には操りやすくなるだろうとの見解を示した。