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13歳の少女ゾーイ・スタインさんは、岸から75メートル離れた場所で足を水に入れてサーフボードの上に座っていた。
スタインさんはサメに襲われた時のことを振り返り、「私のことを見ている大きな黒い目に気づきました。その後(サーフボードが割れる)大きな音がしました」と語った。
体長約3メートルの巨大なサメは、歯でサーフボードをくわえ、少女は海に投げ出された。
スタインさんは他のサーファーたちの叫び声を聞いた。スタインさんは割れたサーフボードの破片をつかみとることはできたものの、恐怖により、その後どうしたらいいのか分からなかった。そんなスタインさんを助けたのは、脚が1本の写真家ジャン・ポール・ヴォドリーさんだった。ヴォドリーさんは、自分のサーフボードでスタインさんのところまで泳ぎ着き、スタインさんにサメのことは考えずに岸までたどり着くようにと言った。
ヴォドリーさんは、もしスタインさんがサーフボードに動かずに座っていなかったら、違う結果になっていた可能性があると考えている。
先に伝えられたところでは、米国で、針にかかったサメの尻尾を素手で掴んで引き上げようとした漁師が噛まれた様子が撮影された。