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デイネゴ氏は、同じくウクライナからの独立を宣言しているドネツク人民共和国が、ルガンスクと一緒に新国家マロロシアを樹立するという提案を、ルガンスクはメディアから知ったと指摘し、「誰も我々と同プロジェクトを議論していない」と強調した。
なおデイネゴ氏は、ルガンスクでは「キエフ当局に反対するウクライナ南部・東部地域の住民の大半の立場を」共有しているが、ミンスク合意の履行に忠実である必要があると考えられていると述べた。
2015年、欧州安全保障協力機構(OSCE)および承認されていないドネツク人民共和国ならびにルガンスク人民共和国参加の下、ウクライナ東部での軍事紛争のデスカレーションを目的に、ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアの指導者がミンスク合意に至った。
18日午前、ドネツク人民共和国の指導者アレクサンドル・ザハルシェンコ氏は、マロロシアの樹立を発表した。