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共同通信によると、クウェートの最高裁は6月、イランが支援するレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラと関係を持ち、クウェートでテロを計画していたとしてイラン人やクウェート人ら約20人に有罪判決を言い渡した。このうち一部がイラン側に逃亡したとの情報もあり、外交官の国外退去命令は報復措置とみられる。
クウェートは、サウジアラビアなど4カ国が「過激派の支援」を理由にカタールと断交し、サウジなどが敵視するイランとの関係縮小を求めていた問題で、仲裁役を務めていた。
先に伝えられたところ、サウジアラビア、アラブ首長国連合、バーレーン、エジプトは、カタールへの要求を削減し、具体的な期限を設けることなく、要求の実行を呼びかけた。