スプートニク日本
「我々はここには墳墓があると確信している。なぜならここには4つの穴が掘られており、そこに古代エジプト人が詰めた儀式用の用具が見つかったからだ。粘土の皿、食物、道具など、これは通常墳墓で見つかるものだ。それだけではない。レーダー撮影ではこの下に墳墓の入り口に似た彫刻が映し出されている。」
ツタンカーメンの妻、アンケセナーメンは夫の死後数年後にファラオを継いだアイの後妻となる。この理由からエジプト研究者の間では、アンケセナーメンは王家の谷の中でも最初の夫のツタンカーメンの隣ではなく、別の場所に葬られたと考えらえている。
一方でエジプト学者として知られるオランダの考古学者、アアイコ・イマ氏は見つかった墳墓がツタンカーメンの妃のものではないかという声明に懐疑的な姿勢を示しており、エジプト考古省の公式発表を待つ姿勢を示している。
先の報道によると、メキシコのテオティワカン文明の遺跡にあるピラミッドはすべて死後の世界のコピーだったことを示す証拠が考古学者らの研究で明らかにされた。