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この応戦は第3の聖地とされるエルサレムの「神殿の丘」へ続く入口にイスラエル側が金属探知機を設置したことに対し、パレスチナで大規模な抵抗運動が展開される中で起きた。
イスラエル軍は「ガザ地区から発射されたミサイルは境界線の柵付近の建物のない場所に落下した。イスラエル軍の戦車は報復としてガザ地区南部のテロ組織ハマスに所属する警備所を砲撃した」と発表している。
パレスチナからのミサイルは砂漠に落下したため、これによる損害はでなかった。その前、23日早朝に発射されたミサイルも同じく、何ら損傷をもたらさず、これに対するイスラエルからの報復はなかった。
イスラエルは砲撃に対する責任はガザ地区のイスラム教組織ハマスにあるとしており、 2014年秋より発効の停戦合意にあるパレスチナ側のすべての順守項目を守るよう要求している。
先の報道では、ヨルダンの首都アンマンにあるイスラエル大使館の敷地内で23日、銃撃事件があり、ヨルダン人2人が死亡、イスラエル人が負傷した。