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同紙によると、現在シーメンス指導部はタービンをめぐるスキャンダルのみを議論しており、人事的結果は排除されていない。
シーメンスの一部の人々は、制裁違反の可能性に関する情報の調査を遅らせているとして、シーメンス・ロシアのディートリッヒ・ミュラー社長を非難しているという。
消息筋は「恐らく、もっと早く警告を打ち鳴らす必要があった」と指摘した。
ハンデルスブラット紙も、シーメンスは同社の機器が届けられる場所にそれが直接設置されることを管理する新たなメカニズムをつくる方針だと指摘した。
21日、シーメンスは、ロシア企業への電力設備の供給を一時停止すると発表した。シーメンスは、ロシアのタマニにある発電所に納入したはずのガスタービン4基が、EUの制裁を回避してクリミアに移送されたと主張している。