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オルジョニキーゼ氏によると、米国内にあるロシアの外交資産没収に関する出来事は、ティラーソン氏とホワイトハウスの意見の相違の原因の一つとなった。これをオルジョニキーゼ氏は、ティラーソン氏は「ビジネスマンとして私有財産とは何かを知っているのだ」と説明した。
またオルジョニキーゼ氏は、ティラーソン氏は「実のところ、ロシアとの関係正常化という自分のやりたいことができない可能性がある」との見方を示している。
さらにオルジョニキーゼ氏は「私が知る限りティラーソン氏は非常にプラグマティックな人物だ。彼は米国にとって何が有益か、何が有益ではないかに立脚している。だが米議会は限界までイデオロギーに感化されている。イデオロギーを基盤に関係を構築することはできない」と述べた。
先に、ロシアのペスコフ大統領報道官は、ティラーソン国務長官辞任に関する正式な通知は「誰も受け取っていない」と述べた。
CNNの報道によると、ティラーソン米国務長官が、トランプ大統領との意見の相違のため辞任する可能性がある。