スプートニク日本
先にエリョーミンさんは通信社スプートニクに、飛行機で隣の乗客が所謂「クリミア併合」を非難して同じ飛行機に乗ることを拒否したため、シアトルで飛行機から降ろされたと語った。
エリョーミンさんによると、デルタ航空は不満を抱く乗客側についたため、エリョーミンさんは別の便に乗ることになったという。なおデルタ航空はスプートニクに、エリョーミンさんがシアトル発アトランタ行きの飛行機から降ろされたのは「クリミア併合」が原因ではなく、エリョーミンさんが閉まっている出発ゲートの扉を突破しようとして安全規則に違反したからだと伝えた。エリョーミンさんはこれを否定している。
エリョーミンさんは26日に電話でこの件のクレームを伝えた。数時間後、デルタ航空の最高責任者の補佐を務めるスーザン・カーティス氏からメールで返答が届いたという。
エリョーミンさんがスプートニクに提供した電子メールのコピーには「貴殿が電話で説明された出来事に対してお詫び申し上げます… 我々は貴殿が語られた懸念を非常に深刻に受け止めており、現在その調査を行っております」と述べられている。
なおデルタ航空は、出来事の原因について最終的な結論は出していない。