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これに先立ちティラーソン米国務長官は中東諸国を歴訪。カタール首都ドーハで協議を行ったあとサウジアラビアで、カタールと国交断行したアラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、バーレーンが参加する会議に出席。その後はカタールを再訪し、同国首長と会談した。
歴訪後ティラーソン氏は、問題解決に向けた仲介役を務めるクウェートを米国は支持するが、いかに情勢を解決すべきか、米国は自国の見解を提案できるだろうと述べた。
ムハンマド外相はクウェートの仲介や、露米からの仲介支援の重要性を強く主張した。ムハンマド氏によると、近日中に「断絶を行った諸国へ圧力がかけられる可能性」がある。どのような圧力がかけられるかは、明らかになっていない。
これより前、ティラーソン米国務長官は11日、カタールの首都ドーハでムハンマド外相と会談し、国交回復に向け協力することで一致した。またムハンマド氏とテロとの共闘を誓う覚書を交わした。
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