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同紙によると、元NASA気候学者でコロンビア大学教授であるジェイムズ・ハンセン氏の策定したデータは、この数十年間で気温が非常に高くなったことを示している。
1951年から1980年にかけて、北半球の夏の3分の1は「平均に近い」または正常範囲と呼ばれており、3分の1が寒く、残りが暑かった。
しかしそこから、夏の気温が劇的な変化を遂げた。2005年から2015年にかけて、3分の2の夏が「暑い」カテゴリーに、そして15%が新たなカテゴリー「極めて暑い」に入ったのだ。
実質的にこれは、今、私たちが毎年迎えている夏のほとんどが20世紀中頃に比べ暑いか、極めて暑いことを意味する。
先ほど、高名な物理学者ホーキング博士は最近、地球温暖化阻止をめざすパリ協定の米国脱退は「不可逆的な」気候変動につながるとして、人類が救われるためには地球を離れる必要があると述べた。