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日本政府は、総理大臣官邸に設置された北朝鮮情勢を調べる官邸対策室で情報の収集・分析を進めている。
菅官房長官はこの情報を受けて、このあと記者会見を行う予定。
政府関係者はNHKの取材に対し、午前0時前に北朝鮮がミサイルらしき飛しょう体を発射し、日本の排他的経済水域内に落ちる可能性もあると伝えた。航行警報を出したという。
韓国軍合同参謀本部は、北朝鮮が28日深夜、中国との国境付近にある同国北部慈江道から未詳のミサイルを1発発射したと確認した。
日本政府は、北朝鮮のミサイル実験を受けて、緊急の NSC関係閣僚会合を開催。
ペンタゴンの情報によると、それは弾頭ミサイルであったと言われる。
北朝鮮のミサイル発射は「国連安全保障理事会決議への明白な違反」であると菅官房長官が指摘した。
これより前、菅官房長官は26日の記者会見で、北朝鮮がミサイル発射の準備をしている可能性があるとの報道を受け、日本は万全の体制を維持していく方針を明らかにした。