ベルリン 木の下に忘れた金の延べ棒 持ち主の手に戻る

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「極めて誠実な市民」が木の下に忘れられていた金の延べ棒22枚と現金3500ユーロを発見し、ベルリン在住の市民のもとに返した。テレグラフ紙が報じた。

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同紙によると、忘れ物事件が起きたのはベルリンのノイケルン地区。持ち主が警察に明かした話によれば、この人は金の延べ棒と現金を持って移動していたが、自転車を木に結び付けて駐輪する際に荷物を脇に置き、その後、そのことをすっかり忘れてしまったという。

しばらくたって通りがかった人が木の下にあった包みを発見。中身を見てびっくりし、すぐに警察に届けたという。

包みのなかには他に落とし主の身元を確定できるものが入っていたため、警察は直ちに持ち主に通報。

テレグラフ紙の指摘では独では遺失物を拾った人は法律でその時価の3~5%をもらう権利を有す。この事件の場合、その額は2千ユーロほどになる。

またベルリン警察にも遺失物保管料を要求する権利があり、時価の10%を持ち主に要求している。

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