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チャーリーちゃんを巡っては英国の医師らが、治療できる見込みがなく、安楽死させなければならないとして、両親が衝撃を受ける事態となっていた。米国の医師らはこの診断に同意していなかった。先週、チャーリーちゃんに米国籍が与えられた。
共同通信によると、ローマ法王やトランプ米大統領がチャーリーちゃんの支援を表明、注目されていた。法王はツイッターで「父なる神にチャーリーちゃんを託しました。両親と彼を愛した人たちに祈りをささげます」と語った。メイ英首相も死を悼む声明を出した。
Baby #CharlieGard has died after a long fight. pic.twitter.com/Y8C5Fr70AQ
— One America News (@OANN) 28 июля 2017 г.
チャーリー君は、筋肉と大脳が侵される「ミトコンドリアDNA枯渇症候群」という病気を患っていた。両親は米国での実験的治療に望みを託し、移送と治療を求めて裁判で争っていたが、米国で治療を受けるには遅すぎることが判明、24日に法廷闘争を断念した。チャーリーちゃんは27日、ホスピスに移され、人工呼吸器を外された。