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談話では、28日深夜に行われた大陸間弾道ミサイル「火星14」発射実験について「わが国に対する制裁騒ぎに狂奔する米国に厳重な警告を送るためだ」と強調されたという。
共同通信によると、「正義の行動」の具体的内容については言及されていない。なお共同通信は「追加の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や6回目の核実験などに踏み切る構えをちらつかせた形だ」と指摘している。
先ほど、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の2回目の発射実験について「米本土全域がわれわれの射程圏内にあるということがはっきりと立証された」と述べた。
また、岸田文雄外相兼防衛相は30日、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル発射を受け、同日、九州西方から朝鮮半島沖の空域で航空自衛隊のF2戦闘機2機と米空軍のB1戦略爆撃機2機による共同訓練を実施したと発表した。日米同盟の結束を示し、北朝鮮をけん制する狙いがあると共同通信が伝えた。
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