スプートニク日本
副市長を務めていたパロジノグ市長の娘は勾留されている。同通信社によると、市長は同国ロドリゴ大統領が作った麻薬密売に関与する政治家リストに加えられていた。パロジノグ氏は容疑を否定していた。
パロジノグ市長逮捕のために警察が訪れると、市長のボディガードが警察に発砲したという。銃撃戦で市長に加え、親類やボディガードらが死亡した。
オザミス市の人口はおよそ15万人。同市が位置するミンダナオ島では5月23日から、政府軍が過激派組織「ダーイシュ(イスラム国、IS)」に忠誠を誓う武装勢力「マウテ」と戦闘を続けている。
麻薬撲滅作戦がフィリピンで開始したのは昨年5月、ドゥテルテ大統領の就任後すぐ。これまでの情報によると、ドゥテルテ大統領の選出後、麻薬撲滅作戦でおよそ7700人が死亡。そのうち2500人は警察当局によって殺害された。
— EmpireOneNews (@empireonenews) July 30, 2017
関連記事