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エレマン氏は、この映像は北朝鮮が未だに核弾頭を積んだミサイルには必要不可欠な帰還の技術を習得していないことを示していると指摘し、ミサイル発射がおそらく失敗に終わったことは、ミサイルを戦闘準備が整ったものと分類できるまでには北朝鮮はさらに数度の実験を繰り返す必要があるとの見方を示している。
エレマン氏は「このビデオからは弾道ミサイルの弾頭部分は最後までもたなかったという帰結を結ぶのがもっともだろう」と語り、それでも北朝鮮は実験を繰り返すことで2017年に戦闘準備の出来た大陸間弾道弾ミサイルを配備しうる可能性はあると指摘している。
北朝鮮の朝鮮中央通信は7月29日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の2回目の発射実験を28日深夜に行い「成功した」と発表した。