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「まだ時間はある。ロシアに対する制裁を強めるのか、強めるとすればどのような方法によるのか、トランプ大統領がまだ決めていないのは明らかだ。この制裁法案は、いかなる場合でも、決定がなされる前に我々欧州と事前に協議することを定めている」とガブリエル氏は語った。
さらに外相は、ロシア政府に対する制裁の目的は「ウクライナ危機の克服と政治的圧力」だと強調し、この目的は「我々が共同し結束して行動した時に」実現されるとも述べた。また制裁を名目にした米国の産業政策に反対することを明言した。
先日、米議会は新たな対ロシア制裁に関する法案を可決した。現在法案にはトランプ氏が署名することになっている。