エールフランス旅客機 北朝鮮ミサイル墜落現場近くを飛行 マスコミ

© REUTERS / KCNA エールフランス旅客機 北朝鮮ミサイル墜落現場近くを飛行 マスコミ
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乗客323人を乗せた仏エールフランス航空の旅客機が日本海上空を通過した10分後に、その場所に近い地点に朝鮮民主主義人民共和国の大陸弾道ミサイルが墜落した。ABCテレビが米役人の発言を引用して報じた。

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7月28日、パリに向けて東京を発ったボーイング777機は、当時ルート293を通って日本海上空を通過していたことから、潜在的に危険な状態にあったことが判明した。同機はミサイル墜落地点の北144キロの地点を通過していた。

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エールフランス航空はABCテレビに対し、北朝鮮ミサイル発射実験の地域は「エールフランス航空の飛行軌道とは一切交わっていない」ことを明らかにし、その上で同機は「一切のアクシデントなく」この地点を通過したと語っている。

エールフランス航空は当局と協力し、常に飛行の潜在的な危険ゾーンを分析しており、その結果に飛行計画を適応させていることを明らかにしている。

こうした一方でABCテレビは、7月4日の北朝鮮のミサイル発射後、米国防総省のデビス報道官が「ミサイルは商用航空機の使用する空域を通過した」という声明を表したことを指摘している。

北朝鮮の朝鮮中央通信は7月29日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の2回目の発射実験を28日深夜に行い「成功した」と発表した。

 

 

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