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7月28日、パリに向けて東京を発ったボーイング777機は、当時ルート293を通って日本海上空を通過していたことから、潜在的に危険な状態にあったことが判明した。同機はミサイル墜落地点の北144キロの地点を通過していた。
エールフランス航空はABCテレビに対し、北朝鮮ミサイル発射実験の地域は「エールフランス航空の飛行軌道とは一切交わっていない」ことを明らかにし、その上で同機は「一切のアクシデントなく」この地点を通過したと語っている。
エールフランス航空は当局と協力し、常に飛行の潜在的な危険ゾーンを分析しており、その結果に飛行計画を適応させていることを明らかにしている。
こうした一方でABCテレビは、7月4日の北朝鮮のミサイル発射後、米国防総省のデビス報道官が「ミサイルは商用航空機の使用する空域を通過した」という声明を表したことを指摘している。
北朝鮮の朝鮮中央通信は7月29日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」の2回目の発射実験を28日深夜に行い「成功した」と発表した。