日本の一部の学校でポニーテール禁止 理由は男子の欲情を煽るから

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日本のある学校のPTAでポニーテールが禁止された。その理由が「男子の欲情を煽る可能性があるから」という。当然ながらネット上ではこの話題をめぐってさまざまな意見がとびかい、テレビ番組でも取り上げられた。

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「ゆういちろう」さんの事情説明によると禁止を掲げたのはPTAではなく、案を出したのは教師側だった。この「ゆういちろう」さんの校則に疑問を呈する書き込みに多くの人は同様の反応を示した。

「何で男性の欲情を抑えるために女性が行動しないといけないんでしょうかね。理性で性欲を抑えられない様ならただのサルですよね。」

「髪の毛が耳にかかってはならない"という校則があり、違反した場合は翌日迄に切らないと丸坊主にされました。平成の世でしたが、子供の人権とかを社会科で学びながら『人権?ンなもん有る訳無ぇべ。』と思ったものです。」

「小学生中学生のうちはいろいろな髪型やりたいですよね。それくらい自由にしたらいいのに。」

「ポニーテールを禁止にするのではなく、欲情を抑える道徳の勉強でもさせた方がいいですね。きっとそう言う人達が性犯罪を起こすんだろうなと思いました」

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ツィッター上ではこうした意見が大半を占めている。中には日本の教育方針について苦言を呈する書き込みもあった。

「子供は勉強以外のこと(異性に対する性的興味も?)は考えるなっていうことなんですかね… 日本は教育方針が極端なのです。性教育自体にしても、ジェンダー(社会的な性差)からやる発想が抜けていて、いきなり肉体的な違いから始めるような国ですしおすし。」

「学校教育法で校長には、円滑に学校業務を遂行する為の生徒の人権制限(今回のポニテ禁止含)が可能になっています。校長に『禁止するに妥当な具体的な事例(立法事実)があったのか』説明を求めるのはお互いの納得のためにできる事と思いますよ〜。私立でも人権侵害の乱用は×なので。」という秩序にかなった対策法を出している人もいる。

一方でロシアの学校事情はどうかというと、ほとんどの学校が私服で髪型に制限はない。制服があるのは一部で、低学年のみ制服で通わせるケースもあるが、それも数としてはそう多くない。服装、髪型の自由で性の問題が社会問題化するという認識もなく、そうした発想自体ない。ロシア人の親子がこの話を聞いたらさぞや驚き、やっぱり日本は不思議の国だと思うことだろう。

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