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奇妙な現象に最初に気づいたのは研究者だという。彼らは、英国中にいるカレハガの幼虫が太陽光の下に出るようになったと述べる。普通は影に隠れている。太陽の下で体温が高くなりすぎた毛虫は死に、ウィルスは虫の親族に瞬間的に広がる。
環境NGO「ワイルドライフトラスト」の代表によると、毛虫が太陽のもとで死ぬ様子は心地よいものではない。文字通り、映画のゾンビのような見た目だ。ウィルスは肌を薄くし、身体が弾け、液体が他の虫に降りかかるのだ。
奇妙な「ゾンビウイルス」の原因は今のところ明らかでない。
— Antonio Mele (@antoniomele101) August 5, 2017
これより前、カリフォルニア沿岸に有害な「ゾンビ藻類」が大量発生して、魚貝類を汚染して食用不可にした。発生原因は、海に排出された肥料。論文は科学誌『Geophysical Research Letters』に掲載された。