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山口代表は憲法「改正のテーマや内容について、まだ憲法審査会で議論が十分深まっていない。成熟した国民の合意形成が確かめられて、改正するべきであり、今は、まだそういう状況にはない」と述べた。
そのうえで山口氏は、与党だけで改正案を取りまとめる協議を進めることに否定的な考えを示し、「与党というのは、内閣を支えるための枠組みであり、国会で議論をするという土俵を考えると、与党という枠組みはあまり意味がない。与党も野党もなく、それぞれの政党が議論を深めて合意を形成していく」との見方を示した。
また山口氏は、自衛隊による「敵基地攻撃能力」について「わが国は、国際社会と連携して北朝鮮の非核化を目指し、弾道ミサイルも廃棄させる運動の中心におり、冷静に検討すべきことだ」と指摘した。