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1日67グラム以上の砂糖を摂取する男性は、うつ病や全般性不安障害のリスクが23%高い。研究者は、砂糖がヒトの気分に大きく影響していると強調する。最初は短期間の気分改善につながるかもしれないが、その後は感情的な落ち込みが始まる。しかし、これは男性のみに当てはまり、女性がこの効果を感じることはない。
これに先立ちユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者は、甘い飲食物など活発な砂糖の摂取は、5年以内に精神障害が進行する高いリスクに関係していると証明した。
リスクはうつ病や不安などの精神疾患にも関係する。このため研究者らは、食事中の砂糖の量を減らすよう呼びかけている。
一方、学術界には反対意見も登場している。英国栄養士会のキャスリン・コリンズ氏は、研究者の推奨には、根拠と重みある証拠がないと反論しているのだ。