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なお共同通信によると、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場所属の6機が初日から参加を予定していたが、同飛行場所属のオスプレイが5日にオーストラリア沖で墜落し、日本政府は飛行自粛を要請、初日の10日は参加を見送り、日米が日程を調整しているという。共同通信は、「墜落事故後、オスプレイが沖縄県外も飛行することになる」と報じた。
また共同通信は、「在日米軍は事故後、日本政府の要請を事実上無視し、『運用上必要』として沖縄県内でオスプレイを飛行させている」と伝えている。
10日、小野寺防衛相はオスプレイの訓練参加について「参加の在り方について米側と引き続き調整する」とし、墜落事故に関しては「詳細に報告するよう米側に要請している。安全面に最大限配慮するよう求めていく」と述べた。
北海道や、千歳市など訓練が実施される演習場の地元自治体も9日までに、オスプレイを訓練に参加させないよう防衛省に繰り返し求めているという。共同通信が報じた。