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これに先立ちCNNは、ロシア軍機が9日、オープンスカイズ条約に基づき米国と合意した監視飛行を行うため、米議会議事堂、米国防総省、およびその他の大統領公邸の上空を通過した、と伝えていた。注目すべきは、このロシア軍機がホワイトハウス上空の最高機密に指定されている領域を飛行する許可を与えられていた、ということだ。米国領空での監視飛行の実施については、事前にロシア国防省が予告していた。CNNの取材では、飛行ルートについては米当局と合意がなされており、ロシア軍機には米空軍の代表者が同乗していたことが確認されている。
国防総省報道官はまた、すべての監視飛行は「厳密に規定され、綿密に管理されており」これには外国の監視団がどの時点で「査察機器のデータの取得を許可されるか」という点も含まれると述べた。さらに機内には、条約の規定の遵守を監督するため複数の米軍人が同乗しているという。