火星上にある大量の「埃の悪魔」は探検隊への脅威か=米研究者

地球とは異なり、火星での気候プロセスにおける主な推進力は雨でも海でも川でもなく、埃の嵐なのだ。大量の大きな嵐に加えて、火星表面では「埃の悪魔」と呼ばれる小さな嵐が頻繁に起きる。その嵐は直径およそ100メートルで、数分続く。サイズが小さいそれは、軌道上からの観測がほぼ不可能で、発生頻度と火星探査機への危険性を評価することを難しくしている。

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しかし、米ボイシ州立大学の研究者は頻度計算に成功。「悪魔」登場後に起きる、気圧と風の動きにおける急激な変化を追ったのだ。

測定によると、この埃の渦は、以前考えていた10倍の頻度で起きており、そのサイズは100メートルの他、10~20メートルでもあり得る。これは実質的に、火星表面の毎平方キロメートルに少なくとも1匹の「悪魔」が存在していることになる。

研究者によると、将来の火星探検隊にとって大きな危険になる可能性がある。埃粒子による摩擦は火星の乾いた大気では強力な電場を生み出し、着陸船や宇宙服、他の機器のエレクトロニクスを傷つける可能性があるためだ。

それより前に日本と米国の学者たちが、30年以上前に提唱された火星の珍しい地形の起源を説明する「唯一の衝突の仮説」を証明した。

 

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