全日空機、与圧システムの不具合で緊急着陸 気圧低下か

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羽田空港発大阪伊丹空港行きの全日空37便が12日午後6時半ごろ、離陸直後に「与圧」システムの警報が作動して羽田に引き返したトラブルで、全日空が機体を調べた結果、車輪の格納スペースにあるダクトが壊れていたことが明らかになった。NHKが伝えた。

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機体はボーイング777型機で、客室内の気圧を一定に保つ与圧システムの不具合があったため、離陸から約15分後に羽田に引き返した。

全日空によると、乗客乗員合わせて273人にけがはなかった。BuzzFeed Japanが報じたところ、客は「一番怖かったのが、CAのアナウンスのときの声が震えていたことです」と語った。

NHKが伝えたところ、与圧システム自体には異常はなかったが、機体の中央部分の車輪の格納スペースにあるダクトが1か所壊れており、機内の空気が外に漏れて気圧が低下した。全日空は詳しい原因を調べている。

先の報道によると、2025年までに旅客機の遠隔操作を可能とする技術が誕生する可能性がある。

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