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カブロフ氏は、米国が正規の米軍を民間企業の傭兵に置き換えることにロシアは反対していると強調した。
先にマスコミは、アフガンで活動している正規の軍人を傭兵に置き換えるという米当局の計画について報じた。最大の民間軍事会社Academiのエリック・プリンス社長が、アフガニスタンに約5500人の傭兵の配置と、約90機の軍用機の使用を提案したという。
カブロフ氏は、米国の目論見が明らかになったとし、「アフガニスタンは米国にとって植民地にすぎない」と述べた。
またカブロフ氏は、プロの軍人を傭兵に置き換えることは理にかなわないとの見方を示し、アフガンでの米国のキャンペーンは失敗したと述べ、ロシアはアフガンに米部隊が駐留する意味を見いだせないと指摘した。
なお、先に伝えられたところでは、米国は、10日にアフガニスタンで行った空爆で国際テロ組織「ダーイシュ(IS)」の上層部のメンバー4人が殲滅されたことを明らかにした。