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この独特な技術は、ロシアで製造されている無音キャンドモータポンプ（無漏洩式ポンプ）のおかげで可能となった。
潜水艦には構造上、数十ものポンプが設置されており、艦体の実質的な「心臓や血管系」の機能を果たしている。ポンプの役割は炉内の液体循環や魚雷発射管の発射前注水のほか、艦体の浮上・潜水過程も担う。しかし、その動作時に発生する音は敵のソナー装置に「聞き取られて」しまうため、隠れた原子力潜水艦を発見するための重要な要素となっている。
ロシアの原子力潜水艦が敵のレーダーから「消える」
2017年8月15日, 16:56 (更新: 2022年4月27日, 22:25)
© 写真 : Sevmash
サイン
最新のロシア原子力潜水艦の第955号計画（プロジェクト955）ボレイA型と第885計画ヤーセンM型は、原潜の主な発見装置であるソナー（水中音波探知機）から探知されることが殆どなくなる。イズベスチヤ紙が伝えた。
