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日本時間13時51分時点のブレント原油10月先物価格は0.12%下がり1バレル50ドル97セントに、WTI原油9月先物価格も0.13%値下がりして47ドル3セントの値を付けている。
米国・アジア市場の下落傾向は、米トランプ大統領が公約に掲げていた国内経済改革の実施に市場取引者が懐疑的な見方を強めていることによるもの。これより先、トランプ大統領はオバマ前大統領の医療保険制度改革法(オバマケア)の廃止を計画したものの、上院がこの廃止法案を否決していた。またトランプ大統領は国内のインフラ発展や税制改革、景気刺激対策についても発言していたが、これらの計画に関し、投資家が期待に応えるような具体的なコメントは表されていない。
市場アナリストは、原油価格が米国の原油在庫減少という買い要因の中でも値下がりしている状況を指摘している。
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