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ロイター通信によれば、報告書は国連の独立専門家によって作成され、国連安保に提出されたもので37ページに及ぶ。ただし報告書には、貨物の奪取がいつどこで行われたか、またその内容物については明らかにされていない。
ロイター通信が入手した報告書には以下の内容が書かれている。
「委員会は北朝鮮とシリアの間で、禁じられている化学(兵器)、弾道ミサイル、通常兵器分野で行われる協力についてのやりとりを調査している。」
「国連加盟に2か国がシリア向けの貨物を奪取した。他の国連加盟国は委員会に対し、これらの貨物が朝鮮鉱山業開発貿易会社とリシア間の契約の一部であると推測しうる理由が存在すると通達した。」
「受取人となっていたのはEUおよび米国がシリア科学調査開発センター用の『替え玉』企業と断定したシリアの組織。」
国連安全保障理事会は5日、北朝鮮に対する新たな制裁を全会一致で採択した。北朝鮮の朝鮮人民軍戦略軍は9日、米国のグアム周辺に向けて新型中距離弾道ミサイル「火星12」を発射する作戦を検討していると脅迫した。