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ジョンソンエンドジョンソン社を訴えたのはカリフォルニア在住のエヴァ・エチェヴェリアさん。エチェヴェリアさんは滑石を含有した同社のベビー用タルカムパウダーを1950年から2016年まで続けて使用し、2007年に卵巣がんと診断された後、症状が悪化した。
エチェヴェリアさんはジョンソンエンドジョンソン社がこうした製品を使用した場合、発がんリスクがあることを然るべき方法で消費者らに警告してこなかったと主張してきた。カリフォルニア裁判所の判決には心理的な被害に対する賠償金として6800万ドルを、さらに3億4千万ドルを罰金として支払うよう命じた。同社のキャロル・グッドリッチ代表は判決を不服として上告する構えを表している。
先に伝えられたところ、18日、中国の浙江省杭州でインターネット裁判所が開設され、すでに初審理が行われた。BBCが、中国国営メディアの情報として伝えたところによると、IT企業間の著作権侵害と、IT企業がネット上に公開したテキストの著者に関する裁判の審理が行われた。