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リャプコフ氏は、中国と日本メディアのインタビューで、日本の「イージス・アショア」導入計画について、「我々はこれに関して真剣な懸念を抱いており、そのことを日本の同僚に伝える」と述べた。
現在、日本のミサイル防衛システムは、大気圏外迎撃ミサイルSM-3を搭載したイージス艦と、大気圏内で迎撃するパトリオットミサイル3(PAC3)からなっている。一方、北朝鮮のミサイル技術が高まっていることから、日本は地上配備型の「イージス・アショア」と、最新の米MDシステム「THAAD」の導入案を検討している。
リャプコフ外務次官は、ロシアはMD分野における米国と日本の同盟関係の動向を注視していると述べた。
先の報道によると、日本の防衛省は、北朝鮮のミサイルや核兵器の開発および実験に関連し、ミサイル防衛の強化について、ことし夏までをめどに判断する方針。