露外務省、シリア政府が化学兵器攻撃に関与したとする米国の非難にコメントする

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露外務省のザハロワ報道官は24日、シリアでの化学兵器を使った攻撃にシリア政府が関与したとする米国の非難について、ロシアは論拠薄弱だと考えていると発表した。

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報道官は、ロシアは未だに米国の明確で客観的な論拠を聞いていないと強調した。

ザハロワ報道官は「我々は、なぜ米国が同事件では(シリアの)アサド大統領に罪があるとこれほど確信を抱いているのか、またなぜ極めて深刻な国際法規範違反を決意し、4月7日にシリア政府軍に対してミサイル攻撃を行ったほどのレベルまで確信を持っているのか理解できなかった」と述べた。

米国は、シリアのダマスカス近郊の東ダークで起こった化学兵器攻撃から4年が経過した8月21日、化学兵器の使用禁止に関する問題で国際社会に団結を呼びかけた。なお声明では、化学兵器攻撃の責任はシリア当局にあると指摘されている。

米国は、シリア・イドリブ県を化学兵器攻撃が行われた場所だと証拠なしに主張して、2017年4月7日、地中海に展開していた駆逐艦からホムス県にあるシャイラット空軍基地に巡航ミサイルで攻撃した

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