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アブドラフマノフ外相によると、カザフスタンは安保理の構成を「量・質ともに」拡大し、活動手段を改良し、国連総会と安保理の相互関係を強めるよう提案する。
アブドラフマノフ外相は、カザフスタンが国連加盟国の過半数の意見を共有しており、「国連の現在の形は私たちの世界の現実をもはや反映していない」と主張した。
改革は全加盟国の要求に応えるものであるべきだが、交渉の進展が安全保障理事会の常任理事国5カ国の国益にかかっているという。
アブドラフマノフ外相はまた、カザフスタンが国連のグテーレス事務総長の方針を支持すると付け加えた。
カザフスタンは現在、国連安保理に非常任理事国として選出されている。安保理は拒否権を有するロシア、米、中国、英、仏の5常任理事国と、10非常任理事国からなっている。
先の報道によると、ロシアの国連常駐代表代理ウラジーミル・サフロンコフ氏は、国連安全保障理事会の改革を協議する国連総会において、アジアおよびアフリカの発展途上国は、まず最初に国連安全保障理事会の拡大メンバーになるべきだ、との見解を示した。