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同通信では、削除は「イランに対する新しい類の制裁」によるものと説明している。
イランのジャフロミ通信・情報技術相は、このアプリ削除を受け、「アップル社はイランの携帯通信市場で11%のシェアを占めているのに、消費者権利の保護という原則を同社は守らなかった。今回のアプリケーション削除を受けて、我々は法的措置を取る」と、ツイッターに投稿した。
イラン人の多くが今回のアップル社の決定を批判しており、「#StopRemovingIranianApps」というハッシュタグも作成された。
今のところアップル社からのコメントはない。
イランのロウハニ大統領は今月中旬、米国が制裁を強化するのであれば、核プログラム合意から即時脱退することもあり得るとけん制した。
その数日前には、イラン議会が米国の対イラン制裁への報復として自国のミサイルプログラムの開発に5億2千ドルを計上する法案を承認していた。