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生き残るためには、普通の人が普段持っているようなものが使える。
① 糸ようじ(デンタルフロス)
歯の健康に気を遣い、歯科医の助言を聞く人はデンタルフロスを身に着けている。この糸は非常に頑丈で、釣り糸や小動物を捕まえる罠の網に転用できる。デンタルフロスで小枝などを結びまとめ、悪天候から身を隠すシェルターを作ることだって可能だ。
② コンドーム
サバイバルに最も欠かせないものは水。しかし、水源から必要な場所に運ぶ方法は?そこで、4.5リットルの水を入れられるコンドームが役に立つ。これは丸1日足りる量だ。それに加えて、コンドームの中ではマッチやライターなどを乾いたまま保存できる。
③ 携帯
携帯信号から救助隊は行方不明者の位置情報を迅速に特定する。携帯が機能しないエリアでも、信号灯として携帯のライトが使える。
④ 腕時計
携帯の針は晴れた日、コンパスとして使える。文字盤を上に地面と平行に時計を持ってから、時計の針が太陽の方を向くように文字盤を傾けるのだ。朝なら、南は太陽を向く針と12時の間くらいに位置し、昼なら針と12時の、反時計回りに見たときの間にある。北は南の正反対の方向だ。
⑤ 靴ひも
靴ひもは、困った時にはいつも必要な縄になる。魚釣りにも、枝を結んで隠れ家建設にも使える。
⑥ 靴下
コットン素材の靴下を糸になるまで引き裂けば、着火時最初に必要になる細かな着火材として最適だ。靴下はまた、汚い水源からの水のろ過にも使える。目に見える汚れや虫を中に留めるのだ。
⑦ メガネ
サバイバルで眼鏡は火を手に入れるに役立つ。眼鏡のレンズを着火材から30センチ上に掲げ、太陽光線が一点に集中するように太陽に向けて傾けるのだ。煙が出始めると、そこに靴下などの繊維や柔らかい苔、わら、ウッドチップなどを少しずつ追加して、火が本格的に燃え始めるのを待つ。