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リャプコフ氏は「我々は、米国にいるロシア人の生活を複雑にするようなことは何もしない。彼らは少なくない。我々は、米国人のロシアへの渡航が最小限の困難を伴うだけで実現することを望んでいる。そのため我々はロシアビザの発給条件を厳しくしたり、あるいは複雑にする道へは進まない」と述べた。
リャプコフ氏によると、同分野における米国の政策は措置を講じる理由にはならず、それはむしろ逆効果だという。
リャプコフ氏は、欧米のマスコミは自らの意見や「フェイクニュース」を提供する人々の話を聞くだけで同テーマを論じているが、ロシアでは米国との関係でも、人々の交流の発展という面でも、経済関係の発展に関しても何も損なわないためには我々には何が必要で、何が不可欠かが指針とされていると指摘した。
一方リャプコフ氏は、米国が同国にあるロシア大使館および領事館の活動を複雑にする道へ進んだ場合、米国と同じ報復措置を講じる問題は非常に焦眉の急を要するものとなると強調した。