米、北朝鮮のミサイルが「中距離」と初期分析

© REUTERS / KCNA米、北朝鮮のミサイルが「中距離」と初期分析
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米国防総省は29日、朝鮮民主主義人民共和国が29日に発射したのは中距離弾道ミサイル1発だったとの分析を発表した。共同通信が米ABCテレビを引用して伝えた。

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ABCテレビによると、今回のミサイルは、米ABCテレビは、米軍が「KN17」と呼ぶ新型の「火星12」だったとの見方。国防総省当局者はミサイルが飛行の最終段階で複数に分かれたとし、詳細な分析を進めているという。さらに、今回の発射は大気圏再突入技術の実験ではなかったとの考えを示した。

また同省は、北米や米領グアムにとって脅威となるものではなかったと主張し、「北朝鮮の行動を引き続き注視する」としている。

北朝鮮は現地時間で29日5時57分、首都ピョンヤン郊外のスナン(順安)から弾道ミサイルを発射。​ ​ミサイルは高度550キロまで上昇し、東の方向に向けて2700キロを飛行し、日本​領空を通過して太平洋上に落下した。

北朝鮮は、今回のミサイル発射により、かつて表明したことを完全に実現できるほどの技術力を持ち合せており、必要とあらばグアム島の米軍基地の攻撃も可能であると見せつけた形となった。

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