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30日、クルバトヴァ記者がキエフ市内で何者かに車に連れ込まれ、連れ去られたとする情報が伝わった。その後、ロシア第1テレビは、クルバトヴァ記者を拘束したのはウクライナ安全保障庁の職員であった疑いがあると報じた。クルバトヴァ記者には以前から脅迫状が送られていたことがわかっている。
ウクライナ当局は同国におけるロシア人記者の活動を幾度も制限しており、ロシア人記者のウクライナ入国を定期的に禁じている。2015年3月にはロシア人記者115人に対して記者証が停止され、ロシアの主要なテレビ局の放映が禁じられた。ロシア外務省はロシアのテレビ局の放映禁止をマスコミの自由への侵害と非難し、欧州安全保障協力機構、EU、米国に対し、放映禁止およびロシアのマスコミ記者を国外追放処分は報道分野におけるダブルスタンダードであり、西側の実践ではありえないこととしてこれに厳しく反応するよう呼びかけた。
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