スプートニク日本
計画は、コンピューターのソフトウェアの脆弱性を利用するマルウェアの一種、エクスプロイトをネットに拡散させ、ウィルスに感染したコンピューターへのアクセス権を得てウィルスの検出・駆除を行うというもの。
情報セキュリティ専門家のタラス・タターリノフ氏はスプートニクのインタビューに対して「システムはウェブカメラやマイク、他のあらゆる機器へのアクセス権すら得る可能性がある。写真を取り、動画や音声を録音できるということだ。このようなソフトウェアの主な目的は、ファイル・システムへのアクセスだ。機器にGPS受信機が搭載されていれば、デバイスの持ち主の位置情報を特定できる。機器に銀行口座や支払いシステム、ビットコインのウォレット(財布、口座)の情報があれば、このソフトウェアを用いて情報を得ることが出来る」と述べた。
プログラムの開発は4年と見積もられている。