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ハービーは、2005年に米ニューオーリンズを襲い壊滅させたハリケーン「カトリーナ」以来の、米国一強力なハリケーンになる可能性がある。報道によると、復興費は「カトリーナ」の約1100億ドルに匹敵するとの見方もあり、政権は被害の全容把握を急いでいる。
トランプ氏はまた、被災地に祈りをささげるため、今月3日を「祈りの日」に指定する文書に署名。トランプ氏はホワイトハウスで記者団に対して「全ての米国民は、家族や友人を失った人たちや大きな困難に苦しむ人たちのために祈ってほしい」と語った。
トランプ氏はメラニア夫人と共に2日、ハリケーンの被害に遭ったテキサス州ヒューストンやルイジアナ州レイクチャールズに入り、被災者やボランティアと会う予定。
テキサス州のグレッグ・アボット知事はすでにテキサス同州内の30郡に非常事態令を出した。住民は食料を大量に買い込み、自宅に保存している。サイクロンの影響で洪水、地滑りが起こる危険性がある。
先に伝えられたところ、米エネルギー省は、戦略石油備蓄50万バレルを放出する決定を発表した。