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スペイン・バスク州警察(Ertzaintza)が、メンバーに集団自殺を呼びかける国際的なコミュニティをSNSで発見したことが逮捕のきっかけだという。
バスク州警察はネットでのサービスを提供する企業と連携し、自殺の企画者と見られる容疑者がアルゼンチンにいると特定した。
その後はアルゼンチン警察と連絡を取り合い、決行予定6日前に逮捕に至ったということだ。
エル・パイス紙によると、少年の部屋でナイフなど複数の刃物が発見されたほか、血の付いたガーゼも見つかった。少年は現在、専門家による精神鑑定を受けているという。
警察は調査を続けている。この呼びかけに応じた自殺者の数やその国籍は明かされていない。グループのメンバー全員の調査や、容疑者の少年が同様のコミュニティを作った可能性もあることからその調査も進めている。
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