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そのパズルとは「n-クイーン」パズルという、エイト・クイーンの変形版。エイト・クイーンとは、1848年にチェスプレイヤーのマックス・ベッツェルが発明したもので、64マスあるチェス盤上に8個のクイーンを、お互いに取られることがないよう配置するというもの。
このパズルは人間だけでなく、マスやクイーンの数を増やし条件を複雑にした場合でも、コンピューターを用いて解を導くことが可能だ。
しかし、今回のパズルは1000×1000のマスであり、あまりの情報量に計算プログラムがフリーズしてしまうのだ。そこで、計算アルゴリズムを作成し、全ての解を導くか、もしくは解がないことを証明するよう呼びかけたのだ。
研究者は、今回のパズルを解読できるプログラムを書ける人は、他の重要な課題も解く能力を持っているだろうと述べた。
先の報道によると、NASAが、米アイダホ州を流れるプリースト川の谷あいの写真を公開した。1月初めに谷あいに雪が振り、伐採された森の地区を凍らせた結果、チェスボードが出来上がったのだ。