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「Protego」プロジェクトは、米軍需企業「レイセオン」参加の下で2014年から2015年にかけて実施された。「レイセオン」が開発したソフトウェアは、ミサイル発射システムを装備した航空機のオンボードコンピュータに搭載された。暗号化された信号を内部ルートで送受信するためのマイクロコントローラは、ミサイルそのものや、発射管、エジェクターラックの状態を監視する。
文書は「Vault 7」プロジェクトの一部だが、Protegospソフトウェアの適用範囲は、プロジェクトの枠内で述べられている他のプログラムと大きく異なっている。なお、ProtegoがVault 7プロジェクトに含まれた理由は不明。
これより前、内部告発サイト「ウィキリークス」はアンドロイド機のSMSメッセージの傍受・転送プログラムに関するCIAの機密文書を公開した。