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キセノンガスの粒子が検出されたのは北朝鮮が3度の核実験を行った後。キセノンガスはウランの核分裂の連鎖反応で生成される。
韓国核安全保障員会のサイトには「9月8日に常設設備で採取された大気サンプルを分析した結果、微量のキセノン133の同位元素が検出された」と書かれている。
専門家らはキセノンが朝鮮半島北部から韓国領内に入ったのかどうかを正確に見極めるために、数か所で採取されたサンプルを合わせた状態で分析している。
調査の結果、放射能レベルは正常値を上回っておらず、市民、環境へ危害を与える恐れはないと指摘されている。
先の報道によると、韓国は、北朝鮮の地下軍事施設や指令拠点を破壊する能力を持つ弾頭を運搬できる「巨大な」弾道ミサイルを製造しようとしている。